2010年6月20日日曜日

イビサ島の塩

 もともとはヒッピー(死語?)の聖地とも呼ばれていたイビサ島。スペイン東部の地中海に浮かぶこの島は今でも若者たちが集まるパラダイス・アイランドとして人気です。

そのイビサでとれたお塩。水色の陶器の入れ物があんまり可愛かったので、Corte Inglesのグルメ売り場で購入したお塩。なかなかほんのりとした甘味、ミネラルを豊富に含んでいる味がします。

 
白いスプーンがついているのがうれしい。

イビサ島の塩の歴史は古く2000年以上に及ぶそうです。長い間地元の人達だけで消費していたものも今ではこんなに可愛らしい器に入っておいしいもののおすそわけ。いまだに昔のまま塩の結晶を手で収集しているのだそう。地中海でももっともきれいといわれているイビサの海水、太陽、そして風が優れた品質を生み出すのですね。おいしいはずです。

2010年6月19日土曜日

可愛いお菓子たち(缶入り)

 いよいよ梅雨らしくじめじめ~っとした毎日ですね。この梅雨の時期、くせっ毛の私は悲惨です。どんなに頑張っても少し時間が立てばもわっと広がり毛先は勝手し放題いろんな方向に飛びはねる・・嫌ですねぇ。

��、3月のスペイン滞在時に買ってきたもので、未だ開けずにいるものがいくつかあります。これもそのひとつ。すごく素敵な缶だと思いませんか。バルセロナの
CAELUMで見た時にまさに一目惚れで買ったお菓子です。



開けてみました!



中にはマンテカードが裸ん坊で入っていました!通常マンテカード(Mantecado)はポルボロンと同様薄い紙にひとつずつ包まれているものです。缶の中にそのまま入っているなんて思いもよりませんでした。・・・とよく名前を見ると マンテカーダ(Mantecada)!こちらは女性名詞ではないですか!

どうも材料はアーモンド、焦がした小麦粉、ラードなどでマンテカードとほぼ同じ。味もほとんど同じですが、ナバラ地方にあるHacienda Salinasというお店の大変古いお菓子のようです。1870年に作られたお菓子をいまだ昔の作り方で再現しているそう。ということはおそらくこの缶に入り昔から売られていたのでしょうね。どうりでレトロなデザイン。



こちらは、フランスバスク、サン・ジャック・ドゥ・リュズの
Mason Adamの元祖マカロン。
このお菓子の缶も可愛らしい。中には昔のままのレシピで作っているというマカロンが入っています。ルイ14世の結婚式の時に献上されたというもの。アーモンドの甘さが口の中で広がる素朴な味。今のマカロンとは全く別物です。

お菓子を食べた後にも残る缶。持って帰ってくるのにかさばりますが、買って来て良かったぁと思うお土産のひとつです。

2010年6月7日月曜日

今日のおかずに

 すっかり夏の陽気ですね。寒さが苦手で今まで動きが鈍かったのですが、最近は活動的になっている今日この頃です。


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ミセス7月号(文化出版局)のクッキング・カードで初夏らしいレシピを紹介させて頂いてます!和風コールドスープからマジョルカのナスの詰めものまできっとこれからの季節のおかずのヒントになることと思います!ぜひご覧ください。