2012年6月17日日曜日

すり鉢と乳鉢

一昨日にカレンダーの撮影がありました。1月から12月までの12メニューはテーマが「香草」。発売は11月だそうですが、来年のカレンダーを作るのってなんだか不思議な気分です。来年の自分はどんな状況でどんな気持ちで自分の作った料理を見るのかな。きっとそう大して今と変わってないんだろうなー でも、きっとそれが一番良いのかも。


ところで、料理道具で欠かせないのがすり鉢です。画像の左はスペインの乳鉢で一番家庭で使われているタイプ。中にはギザギザがなく、すり鉢と違ってたたきながらすりつぶします。マヨネーズの元祖アリオリもこの乳鉢で丁寧に作ります。にんにくや松の実、アーモンド、焼いたバゲットなどをつぶしたり、混ぜたり、家庭で頻繁に使います。

私が愛用しているのは右の小鹿田焼のすり鉢です。6年前にキューピー3分クッキングに出演させて頂いた時にスタジオにありとても気にいったところ、その後それを覚えてて下さったディレクターさんが新品をプレゼントしてくださった大切なもの。これがまたとてもすりやすく、和ながら洋風にもぴったりと合い、ずっしりとした姿も美しく飽きがこないのです。

「修道院のお菓子」で紹介させて頂いた「くるみのパウンドケーキ」もすり鉢とすりこ木を使って作ります。フードプロセッサーでも良いのですが、手で砕いていくと刃で削るのと違い丸みを帯び、形、大きさも様々。それが美味しさの秘訣になりますよ!


我家のその他のすり鉢。


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