2012年11月11日日曜日

修道院のお菓子(パレンシア)

はじめて訪れる町、Palencia パレンシア。カスティージャ・イ・レオン地方9県の中のひとつであるパレンシア県の県都。と言っても、これといったスポットもなく、まったく地元の人しかいないと思われる小さな町。ここには私の大好きな修道院のお菓子があるんです。


このクッキー。以前、マドリッドの修道院のお菓子専門店で購入したことがあり、その美味しさと可愛らしい姿に惚れ込んでしまったヌエストラ・セニョーラ・デ・ピエダ修道院のお菓子。


街の中心に位置するこの修道院の16世紀に作られたというムデハル様式のファザードが美しい。


修道院の一角に「工芸菓子」・・と看板が。街の人たちの生活に密着しているのが見てすぐ分かるケーキ屋さんのような構え。


中には色々なお菓子が美味しそうに肩を並べています。ケーキ屋さんのようなぱっと目をひくお菓子はないけれど、マグダレーナやアーモンドクッキー、ココナッツクッキーなど素朴で愛らしいものばかり。


菓子パンもいくつかあって、私はクリームパンを買ってみました。ちょっとボソボソしてた。。。。
下の画像はエンパナーダ。野菜とツナの入ったガリシア風パイ。この旅行ではバジャドリッドの聖イサベル修道院のものも試したので小さいのを買って比べてみることに。


あいにくお店番の人しかいなく、修道女たちと話すチャンスがなかったのは残念でした。でも再会できたアイシングのかかったクッキー。こういうところで作られていたのかと素敵な修道院の建物を眺めならちょっとにやついてしまったのでした。

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