2014年9月14日日曜日

カタルーニャの黒い鶏

新著「カタルーニャ地方の家庭料理」に何度か登場した
黒い鶏の写真。気になる方が多いみたいです。
私も特に好きな写真です。

なんとも凛々しく、さんぜんと黒光りしているニワトリ。
本にも記しましたが、バルセロナから車で50分ほどのビリャフランカ・デル・ペネデス
の名物鶏"Gall negre"です。

実はレリダを旅していた時に訪れたチーズ工房で知り合った
カタルーニャテレビtv3のヌリアちゃん。彼女、ちょうどカタルーニャの
食文化番組を制作していたところで、小さな農園や工房を取材していたのです。
カタルーニャの食文化で話は大いに盛り上がり、
ヌリアちゃん、最後には推薦する場所などをリストアップしてくる親切さ!
そして、取材の予約までしてくれたのが、黒い鶏の小さな養鶏場でした。

ご夫妻2人だけでやっている養鶏場のニワトリは
厳選した良質の餌を与え、放す時間も多く、1羽1羽丁寧に育てられています。


このご夫婦のお人柄がまた良かったの。。

庭のオリーブを詰むお2人。

なんと、あの鶏さんたちは6ヶ月ほどでお肉となって売られて行くのです。。
この日はお孫ちゃんたちが来るとのことで、黒い鶏とプラムの煮込みを
作ってらっしゃいました。
カタルーニャの代表的な伝統料理です。
大きなお鍋でどかーんと。



ここのお家がまた素敵でした。カタルーニャの古い家Masía(マシア)。


旦那さんが地下から出してくれたのは自家製カヴァ。
上品な味わいでした。






所々にニワトリ。レースのカーテンにもニワトリが。
奥さんの黒鶏コレクション。一番のお気に入りはお孫さんが
作った紙粘土のニワトリだそう。


やさしい旦那さんがだっこしてる猫はやっぱり黒い色。


このあと、ご夫妻が薦めて下さったレストランへ行ってみました。
またそこが美味しかったのです・・つづく。


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